本日佐賀県武雄市から営農型発電榊研究圃場に視察に見えられました。
里山再生プロジェクトに営農型発電榊栽培を取り入れる事が出来ないか・・?
生育調査含め視察に来ていただきました。
榊栽培を始め6ケ月、遮光率の違う圃場での生育の違いを報告させていただきました。
どちらの圃場も順調に榊が生育している事は確認出来ますが、色味の違いや、
土壌の乾燥度合いの違いが明白に表れております。
とても熱心に生育方法や流通経路などのご質問をいただきました。
榊は、暖地の山林に自生するツバキ科の常緑樹です。
神が住む聖域と人間社会との堺を示す木=(堺木)、栄える木という意味が転じた、
という説があり古くから神木として神社などに用いられてきました。
つまり、神棚に榊をお供えするのは日本独自の文化なのです。
ところが、現在榊市場は中国産が90%を占めていると言われております。
この日本独自の文化に、よりよい国産の榊を用いるためにも、
営農型発電を利用した榊栽培が普及する事で、質の良い国産榊が市場のシェアを占める事を夢にみて!!
これからも研究を続けて参ります。
本日は遠く佐賀県武雄市からお越しいただき誠にありがとうございました。