群馬県高崎市で部分転用の認可が認められたソーラーシェアリングに対して!

高崎市箕郷町生原と中里町にまたがる農地に計画されている太陽光発電所を巡り、近隣住民で組織する「反対住民の会」が13日、施設設置に必要な農地一時転用の許可権を持つ市農業委員会に「白紙撤回要望書」を提出した。

住民の会などによると、太陽光発電施設は高崎市内の会社が約1万平方メートルの農地に設置する。太陽光パネルの下で営農する「ソーラーシェアリング」方式。

2014年9月に近隣住民に設置が知らされ、施設の高さを低くするなどの改善案が示された。住民の会の代表は「太陽光発電施設により生じた事故・災害はすべて賠償責任を果たすべきだが、会社側は覚書で『瑕疵(かし)があった時だけ』に限定しており、納得できない」と反対の理由を説明している。

設置会社の担当者は「施設を一部手直しすることで納得していただいたと思っていたので驚いている。覚書は住民作成の文言を顧問弁護士にみてもらい修正案を示した。近隣住民の合意が得られるよう、話し合いを続けていきたい」と話している.

田無共同研究圃場の生育状況

弊協会と共同研究を進める、営農型発電(ソーラーシェアリング)東京大学田無研究圃場にて!

5月28日に大学教授、学生、協会メンバーで田植えを行った稲が育ち、いよいよ収穫が近付いております。

どのようなお米の収穫になるのかとても楽しみです。

 

生育への影響は一見すると明確ではありませんですが、よく観察しデータを良く見ると・・・

とても興味深いデータになりそうです。

 

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←区画の内最も遮光の度合いが高い区画を、

 

 

 

 

 

 

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←遮光の全く無い区画と比較すると、

穂が少ない様に感じられますが実際に収穫した後データーを分析させて頂きます。

 

 

 

 

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←対して遮光を抑えた区画では、無遮光区と比べても穂の付き方、生育度合いに違いがないようにも感じられます。

 

 

 

 

詳細は今後の生育調査で明らかになります。

研究成果の報告を是非楽しみにして下さい。

第一回 (一社)全国営農型発電協会 総会を開催致しました。

当協会は今秋設立1周年を迎えるにあたり、
2016年8月26日に全国から会員様およそ30名様余りにお集まりいただき、第一回総会を東京丸の内にて開催致しました。
遠路遥々南は九州福岡県、関西は奈良県、東海地域は岐阜県、静岡県、関東は神奈川県、東京都、全国各地からお集まりいただきました。
今回が初めての顔合わせとなる総会でしたが、各社様の取り組みや今後の見通しなど貴重な意見交換が活発にされ、無事盛況のうちに終了することができました。
ご参加いただいた皆様には、ここで改めて御礼申し上げます。
また、皆さんの多くのご意見からも、日本の農業を末永く守りながら、同時に再生可能エネルギーの普及を進めていく必要と責任が我々にあるということを、改めて感じる総会となりました。

暑い一日でしたが、懇親会では冷たいビールを片手に、再度熱い話で盛り上がることとなりました。
ありがとうございました。

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佐賀県武雄市より営農型発電榊研究圃場視察

本日佐賀県武雄市から営農型発電榊研究圃場に視察に見えられました。

里山再生プロジェクトに営農型発電榊栽培を取り入れる事が出来ないか・・?

生育調査含め視察に来ていただきました。

 

榊栽培を始め6ケ月、遮光率の違う圃場での生育の違いを報告させていただきました。

どちらの圃場も順調に榊が生育している事は確認出来ますが、色味の違いや、

土壌の乾燥度合いの違いが明白に表れております。

とても熱心に生育方法や流通経路などのご質問をいただきました。

 

榊は、暖地の山林に自生するツバキ科の常緑樹です。

神が住む聖域と人間社会との堺を示す木=(堺木)、栄える木という意味が転じた、

という説があり古くから神木として神社などに用いられてきました。

つまり、神棚に榊をお供えするのは日本独自の文化なのです。

ところが、現在榊市場は中国産が90%を占めていると言われております。

この日本独自の文化に、よりよい国産の榊を用いるためにも、

営農型発電を利用した榊栽培が普及する事で、質の良い国産榊が市場のシェアを占める事を夢にみて!!

これからも研究を続けて参ります。

 

本日は遠く佐賀県武雄市からお越しいただき誠にありがとうございました。

 

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太陽光発電の未来

太陽光発電はどうなっていくのか!?

 

 

平成28年度の太陽光発電の買い取り価格は24円/kwになりましたが、政府は「2019年までに今より2割以上引き下げる」方向で調整していくようです。

 

背景には一般家庭に転嫁される料金の負担が重くなりすぎたことがあり、2016年度の負担金は制度が始まった2012年度のなんと10倍になっています。

 

太陽光発電の買い取り価格に関しては、今後も年2~3円前後引き下げ19年度には17~18円程度にして、負担金の増大に歯止めをかけていく方向で検討していくようです。

 

太陽光発電業者としては厳しくなってきますが、再生可能エネルギーを広めるという意義にそった形になっていくものと感じています。

 

日本は昨年のCOP21において、2030年までに再生エネルギーによる発電割合をいまの10%程度から22~24%に引き上げる目標を掲げています。

 

新築の住宅はZEH(ゼロエネ住宅)と呼ばれる家が増えていて、太陽光発電が設置されていることが標準的になりつつあります。

これから、農地の上には太陽光パネルが標準になる時代も近いかもしれません。

 

さて、未来が楽しみです。

ソーラーシェアリング 榊作付け

昨年完成した静岡県浜松市のソーラシェアリング!

本日作付けを行いました。

前日の雨で土が重く非常に苦労しました。

2日間で防草シート・作付けが終わりました!!

生育が楽しみです。

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ソーラーシェアリング 説明会 3/13 静岡県牧之原市

スマートブルー㈱様と静岡県牧之原市にてソーラーシェアリングセミナーを開催致しました。

IMG_2932ソーラーシェアリング設置農家様の生の声を皆様にお届けする事が出来ました。

皆様大変興味深く聞きいっておりました。

静岡県はお茶所で有名ですが、煎茶需要が減り農家の皆様も苦労されてるようです。

今回はソーラーシェアリング架台を利用した、てん茶栽培を中心にお話しさせていただきました。

新しい農業にトライしていただける方が増えると嬉しいです。

ソーラーシェアリングの可能性をもっともっと多くの方に知っていただくためにこれからも

活動に力を入れていきたいと思います。

 

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ソーラーシェアリング交流会に参加させて頂きました!

本日は千葉県上総鶴舞にて、32名の方々と共に「ソーラーシェアリング」の現状や将来について情報交換をさせて頂き、とても有意義な一日でした。

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現地にて見学会の様子です。

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ソーラーシェアリングの下で元気に育った野菜の直売をして頂きました。

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この様な素晴らしい会に参加させて頂き、本当にありがとうございました。